mimosasky -カナダ ウォータールーの空の下-

2017年3月よりカナダで暮らしている夫(mochao)、2018年8月にカナダにやってきた妻(muchaco)のブログです。2019年12月までカナダオンタリオ州にあるウォータールーという街で暮らしていました。主に美味しいもの、便利なこと、すてきなことなど生活のこと、カナダの思い出をつらつらと綴っていきます。

カナダ・ウォータールーの楽器屋に行ってみるの巻き 

こんにちは、muchacoです。

 

昨日は重い腰をあげてちゃちゃっと作ったトマトリゾットが思いがけず美味しくできて、夫は「はっ!すごくトマトの味がする!」と喜んでおりました。

そうでしょう、そうでしょう、隠し味が決め手ですのよ。

前日のトマトソースに更に冷凍しておいたフレッシュトマトを入れて、追いトマトをキメてみました。

もはや何を隠したいのだかわからぬ、トマトソース with トマト。

煮込んで丸くなったトマトの風味に、フレッシュで勢いのあるトマトが相まって、とてつもなくトマトになりました。

しかし、美味しいタレは残しておくものだと再認識。

3日目のスープ翌日のタレはウマイのです、やはり。

そう、決して手抜きではないのよ。

 

そして今日は、昨日と打って変わって朝から雪が降り積もっています。

まだまだ春遠し、お家で過ごしたい季節が続いております。

そんな日は、音楽を聴いたり、奏でたり。

そんな過ごし方も良いでしょう。

 

我々夫婦が結婚前から一致していた共通の趣味は「音楽」

結婚してからは、お互いが洗脳しあっているため「宇宙」「深海」「カメラ」「カフェ巡り」など共通で楽しめるものも増えましたが、出会うきっかけになったのは音楽でした。

夫の奏でる音楽についてはまたの機会に書く事とし、今日はわたしの奏でる音楽について書こうと思います。

 

わたしの音楽暦ですが、幼少時からピアノ、吹奏楽でトランペットとパーカッションを少々‥

しかし、どれも本格的にできる実力は育たず、いまやトランペットは実家で骨董品のようにどこかに眠り、ピアノは父の篠笛練習時の譜面台になっております。

 

そんなわたしがずっと奏でてみたかった楽器、それは弦楽器!

ギターをポロリン、ポロリン弾けたらどんなに楽しいことでしょう。

と、長年思い続けて社会人2年目の頃、勢いで安いアコースティックギターを購入。

島村楽器の店員さんには「初心者クラスで基礎を学ぶと良いですよ」と教えてもらったのですが、いかんせん新人は仕事が遅く残業をすることも多い日々。

定期的に教室に通うのは無理よね、と諦めて独学でポロリン。

がしかし、わたしの芋虫のような短い指がギターの6弦を押さえることができない!

買いたてホヤホヤのギターを抱えて途方にくれました。

今思えば、きっと教室で教わればイモムシフィンガーでも弾けるように教えて貰えたのかもしれませんが、まだ精神的にも未熟だった私はすぐに諦めてしまい、ギターも実家に放り投げ(後に発見され、ウチは倉庫じゃないぞと怒られる)弦楽器を弾く夢は心の奥底にしまいこんで仕事に没頭して生きてまいりました。

 

そんな時、ふとしたきっかけでハワイアンシンガーの方に出会いました。

天まで届くと言われる歌声、そして共に奏でるウクレレの音色。

ハワイには一度も行ったことがないわたしでしたが、すっかりハワイの波に揺られているような気持ちに‥

アロ〜ハ〜〜‥チャプチャプ‥

 

その方が講師をする「初心者ウクレレ体験教室」の応募を見て「はっ!ギターは6弦、ウクレレは4弦!!」と重要なことに気がつきました。

 

4弦なら

きっと届くよ

イモムシも

 

季語が一文字も入っておりませんが、一句読みたくなる…そんな気持ちに。

そして、即応募。

体験教室は講師のウクレレを借りて3回のレッスンを楽しむという内容だったのですが、初回でウクレレの音色に心を奪われたわたしは、その後すぐに島村楽器へ急ぎウクレレを購入。

同じく体験教室にいた仲間のほとんどが同じようにウクレレに夢中になり、その後も教室は継続、約3年間共にウクレレを奏でて過ごしました。

 

カナダに行くことが決まった時、真っ先に「ウクレレ教室をやめなきゃいけないんだ‥」ということが頭に浮かび、それは本当に悲しかったです。

でも、今のわたしはギターを放り投げたあの頃のわたしではない。

そう!カナダでもウクレレをかき鳴らせばいいのさ!

 

という訳で、本日の話題「カナダ・ウォータールーでウクレレを買う」にやっと辿り着きました。

いつも通り、長いプロローグでお手数おかけしております。

 

わたしは早速、我が家の「すぐ調べる課」(夫)に近くにある楽器屋さんについて下調べを依頼、バスで15分ほどのところにある楽器屋さんを訪れました。 

  

この隣の建物のイノシシマークが目印です。

中に入ると、管楽器から弦楽器、鍵盤、楽譜、パーカッション、音響関係と充実の品揃えでした。

これは期待できそう!

と、探していると、ありました!ウクレレコーナー。

予想以上にたくさんあります。

日本で買う時にウクレレの先生は「とりあえず、25,000円以上クラス、そして弾いてみる。自分の好きな音が一番よ」と教えてくれていたので、今回も片っ端から弾きまくります。

そして、このウクレレが良いなぁと狙いを定めました。

ところが、このウクレレ「トラベル用」とのことで普通のより薄っぺらい。

普通のウクレレの2/3ほどの厚みでしょうか。

そしてメーカーも初めて見たメーカー‥‥

一度お家に帰り、先生に相談したり、メーカーを確認したり。

「自分が心地良く感じる音色のものを買うと良いよ」という先生の後押し、そしてこのウクレレは「Leho」というハワイ語で貝殻という意味をもつメーカーのもので、いろんなレビューをみると安価だが良い音色と高評価もあり…

やっぱり最初の直感って大事だなぁと、後日再訪して購入しました。

 

しかし、弾いているうちに、ナットの部分(弦を引っ掛けている台のようなところ)にイモムシフィンガーがどうも引っかかる‥

ダメ元で、購入した楽器屋さんに相談に行くと「オッケー、1週間くらい預かって削っておくよ」と無料でフォローアップしてくれました。

なんと素晴らしい!これぞホスピタリティ。

後日、無事に削られて戻ってきました。

引っかかりも大分良くなって快適にジャンジャカ弾けるように。

そんな訳で、今日もイモムシフィンガーmuchacoはウクレレをかき鳴らして、来たる春を待っております。

ご近所が英語圏なのを良いことに、堂々日本の歌を気持ち良く歌う日々。

ちょっとくらいのヘタッピはバレないはず。

 

かなぁーしぃー ことぉーがー あるーとぉー

ひらーくー かわーのぉー ひょおーしー

 

そう、春はセンチメンタル。

こんな歌も歌いたくなるってものです。

 

ポロリーン♬

 

muchaco

 

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
にほんブログ村