mimosasky -カナダ ウォータールーの空の下-

2017年3月よりカナダで暮らしている夫(mochao)、2018年8月にカナダにやってきた妻(muchaco)のブログです。2019年12月までカナダオンタリオ州にあるウォータールーという街で暮らしていました。主に美味しいもの、便利なこと、すてきなことなど生活のこと、カナダの思い出をつらつらと綴っていきます。

カナダウォータールーの空の下から、みなさまへ。

こんにちは、muchacoです。

わたしは今、ウォータールーにあるチェーンコーヒー屋さんでペパーミントモカチーノ飲みながらパソコンをカチカチ打っております。

 

今日はお読みいただいている皆様にお知らせがございます。

大変急ではございますが‥

なんと、あと2日で日本に帰ることになりました。

 

11月中旬に仕事の面談で日本に一時帰国していたのですが‥

面談が終わった夫からの電話での第一声が。

「あの、1月、1月中旬から来れますか?って‥」

え。

12月にケベックシティに行こうねって言っていたのに?

友達夫婦とケーキ買ってクリスマス会しようねって言ってたのに?

あれは?これは?

えーーーーー?

 

というところから始まり‥

じゃあ1月初旬に帰国だね。

でもなんとかなるっしょ!

汗‥タラリ。

 

中旬じゃなくて1月1日着任だって!

う、じゃあ、12月中旬に帰国だね。

なんとかするしかないっしょ。

汗‥ポタリ。

 

日本で物件を探すなら15日が限度とな?早くしないと物件無くなりそう‥

でも、この短期間でカナダと日本の行き来はやめたほうが‥

うう、じゃあ、いつ帰るの?

今でしょ!

え、ナウ?

汗、ドババー。

 

以前にも書きましたが、我々はカナダの企業で直接雇用の身。

当然、一般的な駐在さんのように引越しの手続きや費用などのフォローは何ひとつありません。

そう!自費!そして自力!!!

ごぃーん。

いつだってマイセルフな人生なのです。

 

そんなわけで、まずは引っ越し荷物の集荷の手続き‥

が、できるわけもありません。

そう、日通もヤマトもすでに満員御礼。

‥ですよね。

というわけで、ここでもマイセルフが発動。

「自分で梱包材も取りに行って、自分で荷物も持ち込んだら受け付けてもらえますか!!」

という、鼻息荒い問い合わせに快く応じてくださったヤマトさんに全てを託すことにしました。

荷物の輸送もそうですが、ここは、カナダ。

住んでいるアパートの引き継ぎも自分で探さなければなりません。

我々は8月から今の物件を借りているので、本来なら8月までが契約となります。

それより先に退去となる場合、カナダでは自力で契約を引き継ぐ人を見つけなくてはなりません。

それをリーステイクオーバーと言うそうですが、これも各地の友人知人の皆さんに声をかけまくり、最終的には夫の同僚が引き継いでくれることになりました。

引き継ぐ日は引き継ぎが決まった6日後。

むいかって、1日24時間が6回ですよね?

うう、睡眠時間を取っている時間もなさそう‥

しかし、日本に帰るためには無理でも無茶でもムチャコでもやるしかありません。

この日のために、ブログのハンドル名をmuchacoにしたのではないかと思えるような大惨事。

自分の予知能力に乾杯したいところですが、酒など飲む暇などあるわけもない‥

 

引越し準備と共に同時に電気解約、アパートの引き継ぎ手続き、不用品の売買(Kijiji最大活用)、ドネーションへの持ち込み(こちらについてはまた追々と)、食料品をお友達にもらってもらう、そして、お友達、ランゲージエクスチェンジ仲間へのご挨拶‥

あぁ、携帯電話の解約もしなきゃ‥こっちの銀行口座はどうするのさ‥

そうこうしているうちに目をつけていた日本の物件が消え始め、焦って不動産に電話をしまくる日々。

そう、日本の不動産に問い合わせる、すなわちカナダの夜中にリンリンリンな訳です。

いつ寝たらいいの?寝なくていいの?

え、人って寝なくてもいいの?

 

そんな寝不足の合間には職場が開いてくれた夫の祝賀会にも参加し、上司や同僚の皆様に挨拶にも行き、1日何食食べたのか、何時間寝たのかもわからない‥

ここは誰?あなたはどこ?わたしは何?な状態で1週間を過ごしました。

 

やっとの思いで住んでいたアパートを引き払い、帰国までの間はAirB&Bで借りたおうちへ移動。

仮住まいで日本へ送る荷物の最終荷詰めを終え、帰国3日前にヤマトへ駆け込むところまでこぎつけました。

本当にたくさんの友達に助けてもらいここまで来れたのだと思います。

 

しかし、追加した航空便に少し空きがあるようだわね。

荷物はぴっちり詰めるとよろし、とヤマトさんのマニュアルにもありましたので緩衝材代わりにもなるであろう、アレをギリギリで買いに行ってきました。

こちらは、わが街が誇るウォータールー大学の売店です。

ここに住んでいるとすれ違う若人の大多数がウォータールー大学グッズを身につけており、我々も仲間入りするべく帰国前にお土産を買って帰ろうと話しておりました。

少し前にお友達と下見もしていましたので、サクサクと購入品が決まっていきます。

 

そう、ヤマトが我々と荷物の到着を待っている!

さっさとお土産を購入していざミシサガへ!!

と、パーカーやらTシャツやら水筒やらを抱えてレジに並びました。

そんなレジカウンターで何気なく目に止まった黄色い何か‥

ん?

なんとグースのトレーナーです。

まっ黄色‥

グース‥いや、二匹だからギース‥

絶妙なダサ加減に思わず「ねぇねぇ、グースのトレーナーだよ!」と夫に話しかけました。

いったい誰が買うんだろうね?

ちょっとセンスがアレだよね?

ねぇ、夫。

「あっ!グースだ!すごく可愛ね!ぼく、これ欲しい!一緒に買おうよ〜。」

 

なんということでしょう。

ちょっとセンスがアレな人は、紛ごう事なきわたしの夫でございました。

 

いや、いいんですよ。

センスがアレでもね、それが夫ですから。

でもですね。

我々は全て自力で自費のマイセルフピーポー&ビンボー。

少しでも引越し代を安くするべく荷物の選定を行い、泣く泣く処分したものもある訳なのです。

そうしてやっと開けたこの貴重なスペースにこのグースを入れようとは‥!

なかなかの根性の持ち主。

サッと変わった妻の顔色を気付くこともなく「ぼくコレ欲しい!」とはっきり言えるその男気に惚れ直すとでも思ったのでしょう。

 

しかし、連日の寝不足に疲れていたわたしも判断力が鈍っていたのか、気が付いた時にはこの愉快なトレーナーを2枚購入していたのでした。

まぁ、部屋着だったらね、思い出として受け止められるでしょう‥

 

さ、じゃあ空港便に入れてヤマトに出しにいきましょうか‥

ヤマトが我々と荷物とグースの到着を待っている‥

 

「muchacoちゃん!ぼくさぁ、これウォータールー最終日と日本帰国日に着るよ。これで最後に職場に挨拶に行こうと思うんだ。」

 

疲労というのは、時に人を大胆にさせるものなのでしょう。

大事な大事な職場への最後の挨拶にコレを着ていく‥

なかなか勇気のいる事です。

その勇気があればきっと新天地でもやっていけるでしょう。

なんなら思いきって新天地でもこのトレーナーを着て行ったらどうでしょう。

グースが複数でギースの恩恵で、もし新しい職場がギースギスしていてもホッと和むかもしれません。

 

疲れとは文章の流れも鈍れさせるようです。

ギースギスとか書いてしまう自分の疲労度に、今、我に帰りました。

 

ヤマトのことや引越し手続きのこと、ドネーションのことなど書きたいことは山ほどありますが今夜はひとまず眠りたいと思います。

そう、下書きに入っているカナダの話や、たくさんの旅の話がまだまだまーだまだあるのです。

しれっと日本からカナダぶって更新することも可能でしょうが、なんとなく気持ちが落ち着かないので、取り急ぎ報告とさせていただきました。

しばらくはカナダ生活ブログを続ける予定です。

そして、来年早々にまたウォータールーには短期滞在する予定なので、引き続き「mimosasky ーカナダ  ウォータールーの空の下ー」をよろしくお願いいたします。

 

夫は明日着る予定のグーストレーナーも準備万端で、すでにグースカ夢の中。

そんなトレーナーの写真を夜中にひとり虚しく撮影する妻でした。

前半はカフェで書きましたが、後半は仮住まいで書き上げ、もう3秒で寝れそうな状態です。

 

次回の更新は日本から‥

おやすみなさい☆

 

muchaco 

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