天下の台所か、我が家の台所か 〜キッチナーファーマーズマーケット〜
こんにちは、muchacoです。
今日も恐ろしい Freezing Rain だそうで、トロントエリアの学校は休校とのこと。
夫は外せない仕事があるようで仕事に行きましたが、ちゃんと帰ってこれるのか心配です。
夕食の支度も半分終えたので、とりあえずブログを書き書き夫を待ちます。
え、半分も終わったの?と懸命な主婦の皆様はお思いだと思いますが、昨日の煮物で残った汁に白菜と厚揚げを入れて煮ただけなので準備時間5分でした。
ありがとう煮汁、良い出汁サンキュー。
【そんな昨日の夕食】
手羽元・大根・たまごの煮込み(手羽元が安かったから!!)⇨こちらの煮汁を再利用
きゅうりの浅漬け(昆布茶とチューブの紫蘇でそれとなく)
ブロッコリーと人参のゴマウマ和え(とにかく美味しいのでそうお呼びしています)
手羽元は12個入って$3.8くらいでした。もちろん、キッチナーダッちゃんにて。
あとの食材はほとんどキッチナーファーマーズマーケットで購入しました。
そうそう、キッチナーのファーマーズマーケットね、色んな記事に登場していますよね!
と、万が一お気づきになった素晴らしい読者の方がいらしたら‥大変有り難く存じます。
が、しかし、ないのです。
そもそもキッチナーファーマーズマーケットの記事が…
こんなにプンプン匂わせている記事はあるのに‥
というわけで、いつも通りの長い前置きですが、今日は我々の台所といっても過言ではないキッチナーファーマーズマーケットについて書きたいと思います。
キッチナー/ウォータールー地域のファーマーズマーケット言えば、セントジェイコブスファーマーズマーケットが有名だと思います。
セントジェイコブスの方が、規模は大きくお店もたくさんあります。
またメノナイトの村も近く、アンティークモールなどもある為か観光地化しているようです。
雪が降るまでは野菜もたくさん有り頻回に通っていたのですが、冬季は建物内での開催に縮小するため、わたしも夫もなんとなくテンションが下がり足が遠のいていました。
あぁ、新鮮な野菜がわんさか売っているところは無いかねぇ、としょぼくれる日々。
そんな時「ぼくが前に住んでいたキッチナーのマーケットも行ってみない?」と夫よりお誘いがあり。
とりあえず行ってみますか、と向かったところ…
2階建ての建物中にお店がたくさん!
1階は生鮮食品、2階は飲食店や食事スペース。
まずは、肉!
ここは鶏肉専門店。
店員のお兄さんのテンションが午前(へい!らっしゃい、らっしゃい!)
と午後(‥今から買うんすか〜、もう掃除始めたいんすよねぇ…)で違うのが最大の見所。
ちなみにハツや砂肝も売っています!
豚屋さん
揚げる前のシュニッツェルもこのように売っています。
このプロっぽい?ソーセージにもいつか挑戦したい!
ソーセージ以外にもハムなどたくさん加工肉も売っています。
そして、魚!
どうしても内陸のオンタリオ州は魚介が高いですが、スーパーにはない種類もあるので見るのも楽しい。
多分、セントジェイコブスの魚屋さんと同じお店だと思われます。
今のシーズンならデカサギもおるでよ。
あ、あたしもいますぅ〜 (サバコ)
そして、お花屋さん!
いつもお世話になっております。
例のメドゥーサチューリップも最初はこんなに素敵にまとまっていたのに。
たまご屋さん!
カナダに来てショックだったこと、それはたまごの味が薄いこと。
なんでだろう、黄身が薄黄色だからかな、種類なのかな、餌なのかな‥
こちらのたまご屋さんのものは黄身も白身もプリーンとしていて美味です。
フリーランエッグや双子エッグも売っています。
チーズ屋さん!
チーズなんて、スライスチーズか粉チーズくらいしか買ったことのない我々ですので、現在色々食べて勉強中。
グラム売りなので色々試して「あたくし、チーズのことは少々カナダで学んできたので詳しいざます〜」と言えるように頑張りたいザーマス。
パン屋さんやケーキ屋さん、チョコレート屋さんなど、粉物・甘い物のお店もたくさん!
ところが、なかなかこの類のお店では購入に至らず‥
食べてみたいけれど、わたしも夫もお腹はひとつ。
牛のように4つの胃袋を駆使したり、リスの頬袋のように持ち運びができれば…と何度お店の前で地団駄を踏んだことでしょう。
いつかほっぺたが伸びて右にチョコレート、左にドーナツが格納できるようになったら、真っ先にこちらのお店に向かいたいところです。
そんな我々の第一胃袋を捕らえて離さないニクい方が、こちらのスコーン屋さん!
最初は「レモンポピーシードスコーン」という文字が目に入ったシトラスハンター(わたし)が食べたいと駄々をこね、ひとつ買ってもらったのですが…
その美味しさたるや!!!衝撃!
翌朝、ふたりで仰け反りました。
翌週やる気満々で買いに行ったところ、目の前で優しそうなカナディアンおばあちゃまがケースの中身をごっそりと購入。
「あ!あ!ぁあぁー!」とこの世の終わりのような顔をして見つめる我々。
おばあちゃまは「このスコーン美味しいのよねっ!ごめんなさいねぇ〜」とチャーミングに笑って去っていきました‥
しかし、空っぽのケース前で呆然としている我々にスコーン屋さんのマダムは優しく「来週取り置きしておくわよ!何が欲しいの?」と声をかけてくれ、無事に翌週大量のスコーンを入手することができました。
そう、ここのマーケットはなんとなく優しい人が多くアットホームな雰囲気です。
人と話し、人から物を買うのが好きなわたし。
そうやって手から手に渡ったもので、毎日の食卓が豊かになったら素敵だと思います。
奥の広いスペースにはたくさんの八百屋さんが!
この時期はUS産やメキシコ産の野菜・果物も多いのですが、じゃがいもや玉ねぎ、リンゴなどは地元オンタリオ産のものがあり、野菜大好きなわたしにとってはアドレナリン出まくりの聖地です。
野菜ゾーンに入ると急にスイッチが入るのでブンブン吹かして突入し、よく夫を撒きます。
ドロンっ
そんな撒かれ名人にキッチナーファーマーズマーケット愛を語っていた時‥
「muchacoちゃんが来る前に、ファーマーズはキッチナーが良いよって友達が言っていたんだよね!」とニコニコ教えてくれました。
え、知ってたの?ここが良いって教えてもらってたの??
その情報、早く欲しかったでごザーマス。
muchaco