どこにいても好きなもの 〜カナダで作る可愛いリースの巻き〜
こんにちは、muchacoです。
昨日は図書館で目一杯仕事を頑張りましたが、帰ってきたら疲れてぼんやりしてしまいました。
日本にいる時はよく働き遊び食べていたのですが、カナダに来てからは寝っ転がるか食べるか夫に寄りかかるかおやつ食べるか。
基礎体力がガックリと落ちているようです。そりゃ疲れるし太るわけです、はい。
というわけで、おやつ減らすぞ!と家の中でも運動するぞ!の2本立てで4月は頑張りたいと思います。
疲れていても夕食は作らにゃー。
えーと簡単で美味しくてヘルシーなご飯は何でしょう?
そうだ、サーモン!コストコで買ったシャケにキノコを乗っけてホイルで巻いてトースターに入れてしまいましょう!なんて楽チン!
と、先日コストコで購入し、夫に切り分けと冷凍をお願いしたサーモンを取り出したところ‥
こんなサーモンになっていました。
うぬぬ、やられた。
しかし、堂々と描いた割には「サーモン」と文字で念を押す自信の無さが夫よね‥
と思っていましたが、帰宅してこの話をしたところ「上手でしょ?すごくシャケでしょ?写真撮ったの〜?ねぇ撮ったの〜?」と意外にも自信満々だったので驚きました。
写真を撮ってしまった自分が負けた気がしてなりません。
そんなフザけた日常を送るアホ夫婦ですが、たまには生活にしっとりとした潤いを♡と考えることもあります。
わたしはもともとお花や植物が大好きで、お部屋に飾ったり写真を撮ったり。
そしてそんな影響か、はたまた元々の乙女が開花したのかはわかりませんが、夫も最近はお花や植物に目覚めて参りました。
いつもはキッチナーファーマーズマーケットやSobeysでお花を買うのですが、先週末はセントジェイコブス方面に行くことになっていたので、久しぶりにセントジェイコブスファーマーズマーケットに寄ってみました。
すると、わたしが年明けから狙っていたネコヤナギが$5で販売しているではありませんか。
確か、先々週くらいはキッチナーで$15だったはず!それで泣く泣く諦めたはず!
お客さんもこのお買い得に気付いているのかたくさんの人がネコヤナギを抱えて歩いています。
買い物の邪魔になるからあとで買おうよ〜という夫の提案は却下し、すぐさま購入することにしました。
にゃー、なんて可愛い。
わたしもジャレつきたくなる可愛さです。
しかし我が家は狭い賃貸。
この大きな枝ものを飾れるような空間や花瓶はございません。
枝が長いのなら丸めればいいじゃない。
というわけで、お花屋のお友達に教えてもらったリースを作ることにしました。
ネコヤナギは柔らかいうちにぐっと手で曲げれば曲がるそうで、そして水からあげると成長も止まるのでフワフワのままだとか。
そうと決まればさっそく挑戦です!
真剣にやりすぎて途中経過の写真はありませんが、枝を曲げたりワイヤーでグルグルしたり落っこちてしまったモケモケをワイヤーの上に接着剤でつけてみたり‥指と指が接着剤でくっ付いて焦ったり‥こんなこともあろうかと日本から持ってきた「接着剤はがし剤」で難を逃れたり‥
数時間かけてなんとかそれっぽいものが出来ました。
じゃん!
近くで見るとアラが見え隠れしますので、できれば拡大などせずにウスラボンヤリと見て頂ければと思います。
慣れない&不器用なわたしはこれが精一杯ですが、やっぱりモノ作りは楽しいなぁと思いました。
そんな素敵なリースを惜しげも無く教えてくれたお友達のお花屋さんは、千葉県の蘇我にある「和の花日々花」さんです。
もちろん日々花さんには店主が作られた、もっともっともっーと可愛いネコヤナギリースがありましたのでお近くの方はぜひ本物を見にいってくださいませ。
そんな日々花さん、お店に一歩入るとフワ〜ッとお花のいい香りに包まれており‥
可愛いリースがたくさん壁に飾られ、天井からはドライフラワーが、店内には季節のお花が、そしてセレクトした可愛い雑貨や花瓶が。
わたしにとっては夢のような空間です。
もともとお花は大好きでしたが、日々花さんに出会って生花、ドライフラワー、ブーケ、アレンジ‥たくさんのお花の魅力を教えてもらいました。
他にも大好きなお花屋さんはありますが、日々花を抜きには語れない!という、わたしにとっては大事な大事なお花屋さんです。
作り上げるお花の世界の素晴らしさはもちろん、店主のお花への愛情がとても強く感じられ、そういう姿も見ていて胸がギュッとなります。
わたしも母の日や大事な人へのプレゼント、人生の大事な日にはたくさんお世話になりました。
そして人生で一番の節目の日。
「お祝いにmuchacoブーケを束ねるからね!」という約束通り、大好きなブルースターやミミエデンを束ねたブーケとずっと一緒に過ごした1日。
それは夢のようなひとときでした。
リースを作って思ったこと。
わたしはカナダでも日本の思い出や友人と共に生きていて、そして現地で出来ることを楽しんでいるんだなぁということ。
強力接着剤で親指と人差し指が接着しかかりましたが、それも日本とカナダの架け橋ということで。
カナダにはカナダならではの綺麗な草花や風景があることでしょう。
これからの季節、それを知ることが今一番の楽しみです。
muchaco