食文化と言語 〜カナダ・ウォータールーで考えること〜
こんにちは、muchacoです。
先日のブログで夫の指をガジガジ噛まないようにします、と書きましたが、今朝起きたら夫に「muchacoちゃんが先に寝たなぁ〜って思ったら、足がぼくのお腹にどーんって乗ってきて、そのあと腕も胸にばーんって乗ってきたよ」と言われました。
夫曰く「muchacoちゃん、夢の中でぼくを抱きしめているのかしら?」と最上級乙女的発想をしたそうですが、昨晩の夢は「長ネギをなんとかカナダに持ち込むにはどうしたらよいか、預け入れ荷物じゃあ潰れちゃうし臭くなる、リュックに入れて機内持ち込みはリュックからネギがはみ出しちゃうし臭くなる」というネギ夢でした。
夫は夢を見ない(覚えていない)ので、わたしの詳細にわたる夢報告が不思議でしょうがないようです。
本人は疲れるのよ、夢も見ないで寝れる方が羨ましいというものです。
今朝も「うーん、ネギネギ…臭い‥ネギ…リュック‥」と思いながら起きましたもの。
さて、そんな日本食材に取り憑かれているわたしですが、旅に出る前「第5回カナダで焼きそばを研究する会(Yakisoba Research of Canada:YRC)」を開催しましたので、ここに報告致します。
第1〜3回、第4回はこちら!
今回は、最後の刺客、画像左の細麺です!
第4回目で新王者に輝いた右の太麺選手は、ソース焼きそばとしては最適な感じがしたので、細麺選手には変化球で攻めて貰おうと思いまして、海鮮塩焼きそばにしました。
見た目 ☆☆☆☆
手軽さ ☆☆☆☆
味 ☆☆☆☆
想像より麺が多く、適当に塩だれを作ったせいかちょっと薄味でしたが…
そんな時は酸味や!酸味!と、出来上がった焼きそばにレモン汁をジューッとかけて、私の心の友、いや心のスパイス「黒瀬スパイス」をじゃんじゃんかけたら、とっても美味しくなりました。
黒瀬スパイスについては、人気が出すぎて入手困難になると本気で泣きますので、ま、いずれ追々‥
第5回まで開催して、カナダで買える生麺で焼きそばは十分に作れる、そして太麺はソース系、細麺は塩系もしくはオイスター系が合う!ということが分かりました。
引き続き調査は進めて参りますが、ひとまず焼きそば問題は収束を迎えそうです。
お家で作る日本食も大好きですが、やっぱりたまには外食でも和を感じるものが食べたいのが主婦というモノ。
しかし、ここウォータールー/キッチナーでは「日本人が経営している日本人のための日本食」がない。
いや、あるかも知れないけど全く情報がない。
大体の「店先に日本語が書いてあるお店」は中国人、もしくは韓国人経営‥
店員さんも同じく‥
そんな時、ランゲージエクスチェンジで一緒に学んでいるお友達がこちらのお店を教えてくれました。
Hungry Ninja です。
ならば行きましょう!と同じく、ランゲージエクスチェンジの仲間と行ってきました。
わたしは日替わりオススメの「全部のせ」的な丼を。
久しぶりのサクッカリッとしたエビ天がとても美味しかったです。
店員さんも日本人の方で久しぶりに日本語で注文ができて、なんだかホッとしました。
ケータリングや持ち帰りのお客さんも多いようで、食べている最中にもカナディアンの方が受け取りに来ていました。
どうしても和食となると高級に成りがちですので、このように手軽に和食が頂けるのは大変有難いです!
ところで‥先ほどからチョイチョイ出てきている「ランゲージエクスチェンジ」というワード。
書いて字の如く「言語の交換会」のことになります。
ウォータールー・キッチナー地域の「日本語を学びたいカナディアン」と「英語を学びたい日本人」の会で、双方の言語を教えあう場となります。
夫が英語教室の仲間に誘って貰ったのですが、わたしも図々しく参加させて貰っています。
そこで学んだことは別の機会にブログに書ければと思っていますが、参加して強く感じたことは、カナディアンの日本語学習に対する真剣さ、勤勉さ、そして日本愛です。
学生や社会人をしながら、朝5時に起きて日本語を勉強している‥なんて聞くと、日中もグダグダしながら寝っ転がっている自分ってなんなの?と思う訳です。
夫もうっかりポンチなところが満載で、日常生活を共にしていると夫の背景を忘れがちですが、たくさんの努力をして英語を習得し今の仕事を手にして頑張っているんだなぁと思うと、我が夫ながら立派だわねぇと思う訳です。
んじゃ、やっぱり寝る前に少しギュッとしてみようかな?
夫!エラいぞ!グリグリグリ〜!てな感じで。
とりあえずこのブログが書き終わったら、在宅ワークと英語の勉強を頑張らねば〜。
間違っても昼寝をしてネギ夢の続きを見ることのないように…
ムニャムニャネギネギ‥
muchaco