ご飯を食べてトリップ気分 〜キッチナーファーマーズマーケットでご飯を食べよう〜
こんにちは、muchacoです。
今日は天気も落ち着いており、朝から日光浴をして気分良好です。
今日のお弁当も昨日の巻かないロールキャベツが入っているので、夫もきっと元気に頑張れることでしょう。
わたしと言えば、今夜は美味しいダシ抽出後のロールキャベツ煮込み液(トマトソース)でリゾットを作る予定なので、あはは〜夕飯楽チーンと余裕をかましております。
今週は特に食材を使い切りたい理由があり、ファーマーズマーケットでも控えめにお買い物‥
そう、控えめにこのカート一つです。
ここに野菜やらスコーンやらハムやらが詰まっています。
いつもはコレに更に大きなエコバック、入り切らなければリュックにインして持ち帰っています。
そんな我々の買い物を支えるこのグレーのカート、セントジェイコブスのファーマーズマーケットで買いました。
カナダの皆さんはこのようなカートを老若男女お使いです。
郷に入りては郷に従え、カナダに入りてはカートを持ちたまえ、という訳です。
しかし、特筆すべきは、ここにジャパン魂が宿っているということ。
この蓋には最初はなにもストッパーがついておらず、荷物をパンパンにつめると蓋がパカパカしちゃっておりました。
そこで活躍したのが、日本から持参した100均の貼るだけマジックテープ!
ピッと貼ってピッと合わせれば、あーら素敵、蓋がパカりません。
蓋をパカパカさせるカナディアンの前でこれ見よがしに蓋をバリッと剥がしたり止めたりする日本人‥
ナイスアイディーア!ソーグッド!と気付いて貰えるその日まで‥
そんなイヤラシイ気持ちで街を彷徨っております。
前回の記事ではキッチナーファーマーズマーケットの食料品売り場についてご紹介しましたが、
今回は、その我が家の台所の2階(正面玄関から入ると1階ですが)にあるお食事所について書きたいと思います。
↑こちらが正面玄関。
入り口を入ると早速美味しそうなグリーク(ギリシャ)料理のお店。
こちらではテイクアウトでムサカという伝統料理を購入、クリーミーでとても美味しかったです。
こちらのお店はどこ料理なのか今ひとつわかりませんが、ケバブのようなお肉が焼かれております。
このお店の前でメニューを見ていたらマダムがなぜか試食のスープをくれました。
気付かないうちにヨダレでも垂らしていたのでしょうか。
その試食で頂いたレンズ豆のスープが美味しかったので1カップ購入。(マダムの策略通り)
そして、その横にある顔サイズの揚げパンは「ランゴッシュ」というものです。
これは、こちらのアップルフリッターのお店で買いました。
アップルフリッターというのはリンゴをドーナッツぽく挙げたお菓子です。
別日にこちらも食べてみました。
アップルフリッターはセントジェイコブスにあるお店が有名だそうで、そちらでも食べたことがありますが、どちらも同じくらい美味しいです。
お次はエルサルバドルのお店!
多国籍なごはんが食べられるのがキッチナーファーマーズマーケットの素晴らしいところ。
小豆のおかゆのようなご飯と卵炒め、お肉、バナナのソテーでした。
勝手にスパイシーな料理を想像していましたが、優しい味付けでした。
その国の料理を食べながらグーグルで国を検索、知らなかった国のことを知るチャンスです。
代表的なジャークチキン!コレ好き〜!
そしてカリーチキン、こちらもお肉ほろほろで大変美味。
いずれもプレート(お米)かラップを選べます。
後日、ラップにも挑戦してみました。
右側の方です。
小さく見えますが、かなりビッグで中にジャークチキンや野菜がゴロゴロ。
ちなみに左のパスタは別のイタリアンのお店。
こちらのイタリアンも安くて美味しい!
特にラザニアがお気に入りです。
下がラザニア。
そして、上が別のお店のクレープ。
こちらのクレープ、もちもちで具が沢山入っており大変美味しいのです。
とても美味しいのですが、このクレープを焼いているチーフ的なマダムが中々手強い。
日本でいうと「頑固親父の手打ちそばの店」の親父的存在と言ったところでしょうか。
初回の注文時、夫は焼きあがった後に「二人でシェアします」とマダムに伝えたところ「皿に載せる前に言いなさいよ!」と怒られ、2回目の時は、焼いている途中でシェアする旨を伝えたところ「焼き方が変わるんだから焼く前に言いなさいよ!」とまた怒られたとのこと。
そもそも今焼いているクレープが自分のかもわからず、聞くと「待て」と怒られる。
うーん。
それでも怒りながら半分に切り分けてくれるから、優しいと言うべきなのか。
いや、どうだろう‥
夫婦で話し合った結果、次回は注文を受けるおねーさん越しにマダムに向けて「シェアします!!」と大げさに宣言してみようと言うことになりました。
さて、どうなるやら?
カナダを去る前に、マダムの笑顔に出会えますように。
マダム♡ プリーズ、キープスマイルよ♡(なんて言えるわけも無く)
そして、たまにデザート的なものも食べたりします。
お店の写真はありませんが、このスペースの唯一のコーヒーショップ。
ラテもキャロットケーキもとっても美味しい!
そして、我々はあるお店で試してみたいことがありました。
こちらのお店はヨーロッパ料理とのこと。
幅広いですね。
そんなお店で、我々の目視統計上お客さんの注文が最も多そうなのが…
べべん!
大男のワラジのようなシュニッツェルです!
デカー。
こちらのシュニッツェル、揚げたてということもあって素晴らしく美味しかったのです。
シュニッツェルと言えば、あれですね。
mimosasky.hatenablog.com
そう、「シュニッツェルを用いて日本の美味しい料理にアレンジしちゃおうの会」です。
会合の名前は適当につけたので、今後気まぐれに変更する可能性も大です。
このカツカレーで使用したシュニッツェルも肉厚でとっても美味しいのですが、我々はさらに揚げたてのシュニッツェルで作る日本料理に挑みたい!と思い立ちました。
ちなみに、上記写真のシュニッツェルプレートは$10です。
はてさて、シュニッツェルだけのテイクアウトは可能なのか?とドキドキしながらレジのおにーちゃんに聞くと‥
「ええよー」と、あっさりOKでした。
値段を聞くと、キッチンにいたマダムがおにーさんに「あんたが決めなさいよ」とのこと。
え?そういうシステムなのと思いましたが、おにーさんの良心で$6となりました。
さて、そんなシュニッツェルで作った今回の日本料理は…
そうです!アレです!カツ丼です!
久しぶりに食べたカツ丼は、それはもう至福のお味でした。
いろんな国の料理でトリップ気分を味わうのも楽しいのですが、やっぱり我々はこの醤油と砂糖と出汁の黄金比に魂を揺さぶられるのでした。
なんだかたくさんの料理の写真を貼り付けていたら、たくさん料理した気分になってきました。
つまりはこれから夕食の支度をするのがメンドくさい訳です。
そんな日に、お米を入れるだけで出来上がる料理を予定したわたしは中々やりおるな!と自負しております。
とは言っても、何か副菜的なものも必要でしょうしね。
さてさて、やりますか。
muchaco