mimosasky -カナダ ウォータールーの空の下-

2017年3月よりカナダで暮らしている夫(mochao)、2018年8月にカナダにやってきた妻(muchaco)のブログです。カナダオンタリオ州にあるウォータールーという街で暮らしています。主に美味しいもの、便利なこと、すてきなことなど生活のことをつらつらと綴っていきます。

シトラスを訪ねて7.6里 カナダで美味しい柑橘を欲したらミルバンクへ!

こんにちは、muchacoです。

本日のブログも例に漏れず超長文です。

念の為お知らせしつつ…始めます。

 

先週末はレンタカーを借りての買い出し大作戦でした。

我が家はマイカーが無いため、月に1〜2回はこのように土日を使ってレンタカーで買い出しに行きます。

 

 

今月、なぜこの週に車を借りたかというと!!

我々が欲して止まない「美味しい柑橘」を入手する為でした。

 

前日は吹雪で道が荒れていそうだったので、丈夫そうな車を頼んだらピックアップトラックになりました。

これで雪道もオラオラ運転できるがな、どやどやっと出かけましたが、

実際には荷台に無駄な雪を積んで、燃費悪くブンブン走っただけでした。

この日は、ウォータールーから西へ約30キロ、ミルバンクという街に向かってひたすら走りました。

ウォータールーを抜けると…どこまでも広がる広大で長閑な牧草地が。

わたしはミルバンクという街と道中のこの風景がとても好きです。

雪が降らない時期は牧場にたくさんの馬や牛が放牧されており、とにかく癒される風景です。

そして、メノナイトが運転する馬車にもよく遭遇します。

とても素敵だなぁとも思います。

でも寒そう!この寒空の下、ホロもなく風を受けて走るなんて…

そうこうしている内にミルバンクへ到着!

 

ところで、我々はなぜ車を借りてまでシトラスハンターに行くのでしょうか。

それは、カナダでは中々納得のいく柑橘類に出会えないからです。

6月にコストコに行った時に「サツマオレンジ」というみかんが大量に売られており、わたしは「なんだ、ミカンもあるんじゃーん」と完全に油断をしたまま冬を迎えました。

ところが、おコタでミカンの季節になってもサツマオレンジには出会えません。

焦った我々は手当たり次第、日本の柑橘を感じられそうな オレンジを物色。

よくスーパーで見かけるデコポン的なデベソオレンジ(正式名称を失念しました)

ジューシーで美味しかったですが、やはりオレンジ寄りかな?

T&Tで見つけた台湾産のポンカン。

2個で$1くらいと激安で、アジア柑橘っぽくて美味しかったです。

このように美味しい柑橘もあるにはアル…

だけど、やはりリンゴと比べると力の入れ方が違うように思います。

うわわっ!とテンションがあがる柑橘に出会えぬまま師走に入った頃…

ミルバンクにある Anna Mae's という大好きなベーカリーレストランのレジ横に 「Orange barn 」と書いてあるチラシを発見しました。

 

その表紙にはまさに我々が欲していたミカン系柑橘の写真!

ぎょえー!と慌てて手に取り食い入るように読めない英語を読んでいると、見知らぬマダムが「そこのオレンジはすごく美味しいわよ!今日しかやっていないからすぐ行きなさいよ!」と教えてくれました。

地元民がそう言うなんてきっとすごいに違いない!

夫の手を引っ張り大急ぎで向かいました!

ところがこちらのオレンジ屋さん、月に2日しかオープンしておらず、我々が到着したころには商品も残りわずか。

そして、一箱もしくは半箱買いのみとのこと。(個数販売はしていない)

色々試食をして、Page Orange(ページオレンジ)というミカンそっくりな柑橘を半箱購入してきました。

ダンボールにミカン、恋い焦がれた冬の風景。

もちろん、味は甘くてジューシーでとても美味しい!

ちょっと皮が剥きにくいので、カットしてエブリディ、エブリタイム食卓に並べました。

いつも心に太陽を

そして食卓に柑橘を!われわれにミカンを!ついでに給料アップを!!ついでについでに、えっと、えっと…

 

カナダでよく食べられているClementine(クレメンタイン)もミカン科でこちらも美味しいのですが、見た目もページオレンジの方がミカン感が強い気がします。

左)ページオレンジ 右)クレメンタイン

クレメンタインの良いところは比較的安価で様々なスーパーで入手可能、皮も剥きやすいところです。

さて、そんなページオレンジを購入したOrange barn ですが、30年近くこの場所で季節限定の柑橘販売をしているお店だそう。

アメリカの柑橘農家から直接買い付けをして、12月〜3月の間、月2日のみオープンさせるそうです。

1月は犬ぞり後だったので行けませんでしたが、1日目で売り切れてしまった品種もあるとフェイスブックに書いてあり、2月は気合いを入れて挑みました。

オープン1時間後で周辺の道は全て路駐で埋まっており、店の前にも行列が。 

皆さん地元の方のようで、メノナイトの方もたくさん。

日本人、いやアジア人は我々だけでした。

注文を終えたお客さんと購入後の箱がこちらから出てきます。

中は倉庫で、たくさんの柑橘の箱が山積みでした。まだ全種類ありそう!

もともと我々はHoney Bellというデコポン似のオレンジにしようと思っていたのですが‥

あの端っこのテンプルってやつ!タンカンに似ているから美味しいに違いない!!

と、わたしのシトラスセンサーが強い電波をキャッチ。

試食してみると、Honey Bell よりTempleの方が甘い!ジューシー!うまぁーい! 

自分のシトラスハンターぶりにウットリと自惚れながら「え、どうする?半箱?」「いや、ここは当然一箱でしょう!」と一箱購入としました。

注文を終えるとこのように倉庫の中のローラーコンベアの前で待ちます。

誰かの食べかけのオレンジを見つめて待ち…

そして、自分の箱と共に外へ出て行きます。

これがテンプルちゃん。本当にタンカンに似ている。

皮は硬めで少し剥きにくく種もありますが、ジューシーで酸味と甘みのバランスがよくとても美味しいです。

家に帰って「すぐ調べる課」(夫)に調べてもらうと、テンプルオレンジの生い立ち等がわかりました。

  • みかん(mandarin)とオレンジ(sweet orange)の自然交配
  • ジャマイカ原産
  • このテンプルはフロリダ州のHaines City からやってきた
  • キングオブシトラスとも呼ばれる

なんだか、すごい柑橘に出会えたようです。

わたしのシトラスセンサーに狂いはないっ!と夫に鼻息をブヒブヒ吹きかけて満足しました。

 

サバセンサーだの、サケセンサーだの、シトラスセンサーだの、

カナダに来てすっかり野性の感が研ぎ澄まされたように思います。

でも、Orange barn  に出会えたのは、きっかけを作ってくれた見知らぬカナディアンマダムのおかげ。

自分の力で‥‥なんて思っちゃいけないわ…

人の優しさに感謝して、箱一杯の柑橘をみんなにおすそ分けしようと思っています。

ええ、調子に乗って一箱買ったけど予想以上に多くてビビっている訳ではないです。

はい。

 

muchaco

 

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