祭りの文化は世界共通? 〜エルミラのメープル祭り2019〜
こんにちは、muchacoです。
先週の夫上司宅のターキー祭りには滑り込みセーフで間に合いました。
お家につくとオーブンからいいにおいが。
オーブンを覗き込むとターキーらしからぬ肉の塊が‥ん?
でも、ターキー祭りって夫が言っていたし‥と思い上司の奥さん(大好き)に「ターキー?」と聞くと「これはラムよ、muchaco!うふふ」と奥さん。
ターキー祭りは夫の誤報でした。
ヤッパリナ。
夫との信頼関係より己の目と鼻を信じるべきだった‥そんなラム祭りの始まりでした。
それにしてもすごいご馳走です!
日本じゃホームパーティなんぞ一部のブルジョワな方々のものであり、自分の人生には無縁だと思っていましたが‥さすがカナダ。
もぐもぐよく食べ、
よく遊んできました。おなじみのスシゴーです。
(またしても夫を落とし入れ2位入賞)
わたしも一応部下の妻らしく、デザートなんぞ手作りして良妻をアピール。
初めてチーズケーキを作ってみました。
初めてなのにいちごのチーズケーキという応用編です。
案の定、表面が悲しみのボコボコ仕様になったので
粉砂糖をかけてごまかしは完璧!!(前日の試食という名の毒味)
と、思ったら食べる頃には粉砂糖が表面によく馴染み跡形もなく消えておりました。
あぁ!直前か!粉砂糖は直前にかけるものなのか!
やっぱり即席良妻はバレるというものです。
それでも味は美味しく、夫の同僚女子にも喜ばれたのでメデタシメデタシ。
そして、翌日4月6日は楽しみにしていたエルミラのメープル祭りでした。
Elmira Maple syrup Festival は1日開催のメープル祭りとしては規模の大きいもので、過去に来場者数でギネス認定も受けているとか。
前日まで全くその知識がなく、夫に「レジャーシートでも持って行って座って食べる〜?」と聞いたら「え、そんな規模じゃないよ!」と驚愕されました。
会場に向かうバスの中からメープル採取場も見えてきます。
え、メープル採取がどこかって?
‥です。
改めて画像で見ると「へ?」って感じもしますが、初メープル採取を目にした我々はぐんぐんテンションが上がり、会場へ到着。
7時から開催しており、我々が着いたのは10時頃でしたがすでにすごい人人人‥
一番の長蛇の列は、メープル祭り名物パンケーキゾーンです。
パンケーキが売り切れるという噂を聞いていたので事前にネットでパンケーキとソーセージ、飲み物のチケットを購入しておりました。
これが大正解!
チケットなしの列は大変な混みようでしたので、来年以降メープル祭りに行かれる方は事前チケット購入をおすすめします。
それでも結構並びそう‥お腹すいた‥
そこで目ざとく見つけたわたしの大好物、りんご飴!のメープルバージョン!
買って〜買って〜おとうさ〜ん!という幼児並みに夫の腕を引っ張り、2個購入。
一個はパンケーキに並びらながら食べる用。
もう一つはお土産です。(わたしの)
30分ほど並びようやくパンケーキ受け取りゾーンへ。
こちらはソーセージ!$1です。
そしてパンケーキ!おぉ意外に大きいぞ!$4なり。
そして麦茶的メープルシロップをドボドボ掛けてくれるメープルゾーンへ。
お姉さんがニッコニコしながらドッブドブ掛けてくれます。
その後飲み物($1)を貰い、中の休憩所でいざ実食!
んんんんんまぁぁぁぁ〜!あぁぁぁぁ〜!!
人生で一番メープルが染み込んだパンケーキはものすごーく美味しかったです。
すでにメープル三昧とはなりましたが、パンパンのお腹を抱えて会場を見て回ることにしました。
毎年、主催するメープル農家が変わるといことで今年の主催者さん。
せっかくなのでコチラのメープルシロップ(ダーク)を購入。
アンバーとダークの飲み比べもしましたが、深みのあるダークがとても美味しく、そして日本のお土産としても良いかなぁと思い決めました。
他にもメープル尽くしの出店や木彫りのクマの店などがありました。
まさかのTim Hortonsの移動販売も。
え、ここにきてTim Hortons?と思いましたが、かなり並んでいました。
さすがカナダの心‥Tim Hortons
結構お腹はいっぱいでしたが、ま〜つりだ まつりだ まつりぃ〜だぁ〜よ〜♫と歌いながら会場を練り歩き、次なるグルメを探す我々。
ビジュアルで惹かれたこちらも。
写真は撮り忘れましたが、Perogiesというポテトの揚げ餃子みたいなものも食べました。
そして、すれ違う人々がかなりの高確率で持っていた美味しそうなもの。
それは‥
ターキーレッグ!
はい、これは間違いなくターキーでございます。
昨日の肩透かし事件のリベンジと言うわけではないのですが‥
とにかく立派なターキーレッグに誘われてまたまた長蛇の列に並んでみました。
そして並んでいる横で焼かれているお肉‥
こっちだったらすぐ買えるよ!とお店のおにーさん。
まんまと策略にハマり買う我ら‥なんと$10!高い!
でもこれがお祭りだよねぇ〜と祭り価格のグルメを楽しみました。
そう、ちょっと高くても買っちゃうし、なんだか分からないけど美味しく感じるのが祭りグルメ。
そして売っているものも、ターキー(焼き鳥)、ポテトパンケーキ(お好み焼き)、わたあめ(メープルコットンキャンディ)、メープルりんご飴(りんご飴)と日本のお祭りと同じだなぁと感じました。
個人的にはこちらのハンドメイド鞄のお店がヒットでした。
ハンドメイドに弱いわたし。
ビンテージの生地ですってよ?あー、来年は来れないしなぁ、あとで欲しくなるかなぁ〜と夫に囁いたらポシェットを買ってもらえました。
お祭りマジックバンザイ!
そう、祭りはその場の雰囲気込みでの楽しさや美味しさが魅力なのです。
そしてあれも欲しい、これも欲しい、となるのがお祭り。
いつもより散財しちゃったけど楽しかったね!となればそれで皆が幸せ。
それは世界共通なのかなぁと感じたメープル祭りでした。
しかし。
お家に持って帰ってきたメープルりんご飴をさほど欲しなくなるのは、
お祭りの夢から目覚めたから‥でしょうか。
よぉし、夫の夜食にしようっと。
muchaco