カナダ・キッチナーの美味しいパン屋さんでおしゃれパンを買う
こんにちは、muchacoです。
明日、こちらは Family Day という祝日で3連休になります。
金曜日に夫の仕事関係のみなさんと食事をしていて、夫の同僚が「3連休だね!」と言うのを聞いて「そうなの?」と知った次第です。
お弁当こさえて夫をお見送りする前に気づいて良かったです。
だれもいない職場でお弁当を食べる夫を想像してシンミリ……なんて可哀想。
さて、本日はキッチナーファーマーズマーケットに行ったら立ち寄りたい、街の素敵なパン屋さんについて書きたいと思います。
夫は英作文を作成しており、フーンだとハーンだの言いながら横でドカドカキーボードを打っていて若干気が逸れますが、わたしは得意な日本語を偽ブラインドタッチで軽やかに書きたいと思います。
本日のリコメンドはキッチナーファーマーズマーケットのお向かいにあるパン屋「Golden Hearth Bakery」です。
店構えはとてもシンプル
お店に入ると小麦の良いかおり、そして美味しそうなパンがわんさか迎えてくれます。
が、しかし難しそうなパンの種類…
そして、対面式でドンドン注文をしていく常連客の皆様。
これって一番難しいお店じゃないですか。
夫に「予習しておくね」と言いつつ、お尻を掻き掻き寝っ転がっていた昨日を思い出します。
しまった‥
アワワワ…
そして何も決まっていないのに(メニューも気が動転して全く読めない)どんどん我々の後ろにもお客さんが並び、ついに次に注文をしなければならなくなりました。
アワワワワ‥
えっと、あれなに?何パン?あれは?え、読めない?えっと、えっと…
と、動転しまくる二人組に、
「プレーンが美味しいからオススメよ!」と先に注文を終えたカナディアンレディが教えてくれました。
て、天使!!ユーアーエンジェル!
サンキューサンキューと連呼すると天使は笑いながらパンを抱えて去っていきました。
そんな訳で天使オススメの「プレーン」とやらを注文。
しかしながら、今HPで種類を再確認するも「プレーン」という種類は見当たらず。
え、どれ?
たぶん常連客のオーダー方法かと思われます。
アワワ‥
ま、気を取り直してどのように食したかをレポート致します。
この日はファーマーズマーケットで美味しそうなハムも買ったので、各々で作るサンドイッチの会にしました。
ぬりぬりとマスタードマヨネーズを塗り
なぜか追いマスタードを塗る夫。
酸っぱくなるで〜と思いましたが、
意外にも美味しかったです。
わたしはオシャレを気取ってオープンサンドに。
食卓に並べていない黒胡椒を持ってきてガリガリやったら「あ!(ずるいっ)」という夫の顔。
ふふふ、台所を制するものはサンドイッチを制すのじゃ!!
こちらもとても美味しかったです。
外はガリガリのハードだけど中はもっちりソフト、素晴らしいパンでした。
一緒に購入したアーモンドクロワッサンもとっても美味しかったです。
そして、昨日も偶然会ったお友達を連れて再訪しました。
今日は前回よりも空いていて、心の余裕もありグイグイと店員さんに聞きます。
そして「全粒粉にライ麦が少し入っている」というパンを購入しました。
やはりHPで見てもそれがどれなのかチットモ分からないのは同じなのですが…
切ってみると前回よりバゲッドに近い感じがしました。
夫は「今回の方が隙間だらけだね!」と全く褒め言葉にならない言葉で賞賛をしておりましたが、それを言うなら気泡かと思います、はい。
隙間だらけのパンって。
そして、今回も各々サンドイッチの会としました。
マスタードマヨの代わりに、今回はアボカドディップとハニークリスプのスライスを準備。
今回買ったハムは Grandpa Ham というハムで、どの辺がお爺ちゃんぽいのかね?と思っていましたが、お皿にのせようと手に取るとポロポロとちぎれてしまう…
まさか!このお肉のポロポロ具合でお爺ちゃんという名前なのか!と不届きな名付けに夫と震えましたが、それを否定するためにネットで調べても「ウッドスモークされたシンプルなハム」ということしか分かりませんでした。
真実はいずこに…
きっとハム作り名人なお爺ちゃんが考案したハムということでしょう。
できればそういうホノボノとした由来である事を願っております。
何かご存知な方はご一報くださいませ。
本日のパンは前回のプレーンと比べると外側は香ばしく、中はさらにもっちりしっとりとしており、とても美味しかったです。
そして、ハニークリスプが絶妙な甘みと酸味を加えてくれることが分かり、サンドイッチの具材としてリンゴは有り!と可決されました。
クロワッサン生地のパンもどれもハズレがなく、ハードと共にオススメです。
そして各々サンドイッチの会ですが、
重ねる具材の順番で味も変わったり、性格が出て(目一杯詰め込むわたし、ハミ出る事を恐る夫)面白いので、時間のある休日ブランチなどにオススメです。
と、ここまで書いて「出来た」と呟いたら、隣の夫が「はやっ!ぼ、ぼくだってもうちょっとだもん」と頭をゴリゴリ搔きむしり始めたので、どうしたものかと思っております。
夫も外見は搔きむしれるハード仕様ですが、中身は繊細なソフト仕様のようです。
パンも夫もハードとソフトな一面があることで、その良さが際立つんだなぁ、と綺麗にまとめた妻でした。
muchaco