鯖速報! カナダで鯖を手軽に食べたいあなたへ
こんにちは、muchacoです。
昨日は近くにお住いの日本人の方とお会いして日本語の飛び交う素敵な時間を過ごすことができ、ホクホクしております。
ブログありがとう、ありがとうブログです。
さて、今日はタイトルまんまの内容でお送りします。
そうです、鯖です。
また鯖かっ!
えぇ、鯖です。
本当はもっと早く‥なんなら新橋で号外をばら撒きたい勢いでしたが、いざ食べてみたら検証が必要になったので時期尚早ということでわたしの懐で温めておりました。
温めていたものは殿様の草履ではなく、日本が誇る大事な食材「鯖缶」です。
温めたからといって出世するわけではありませんが、検証結果によっては我々‥そう、鯖含魚全般欠乏症の人々にとって世紀の大発見!
何を見つけたというと‥
チリ産の鯖缶詰です!
しかも遠いジャパニーズスーパーに行かずに買える、ご近所鯖缶。
今は健康ブームにより日本でも品薄、価格上昇の鯖缶だとか。
カナダでの人気はあまりなさそうで、FoodBasics というお安めのスーパーにちんまりとおられました。
しかも簡単で栄養満点で美味しくて素晴らしい‥食材なのです。
というわけで、早速レッツクッキング!
鍋にあけてみると、鯖の尻尾方面が二つゴロンと入っていました。
水煮とのことでですが、嗅いでみたところ特に生臭くもなく、身をかじってみたところホロリと解ける淡白で肉厚な良い肉質。
これはイケそう、ぐふふ。
具材は白菜、人参です。
いざ、実食。
しかし、夫が真っ先に手に取ったのは人参しりしり。
え、そこ?
ということで、わたしがお先に実食。
‥‥
なんだか、酸味があるような??
すごく酸っぱいわけじゃないし、それなりに鯖缶味噌汁味。
でもなんとなく酸味。
味噌を入れる前に味見した時は、特になにも感じない潮汁的なお味でした。
夫曰く「味噌と化学反応起こしたんじゃない?」とのこと。
うん、そうかな?
いや、どうだろう。
味噌と鯖が反応しちゃうと、日本の誇る鯖の味噌煮缶はどうなってるの?
と、よくわからなくなりましたが、とりあえず味噌を入れる前に酸味は感じなかったので何らかの変化があったのかもしれません。
1日目、二人ともお椀いっぱい食してもお腹に異常なし。
翌日のお昼に温め直して食べたら酸味も和らぎ美味しくなっておりました。
なので健康被害が出るような変化ではなさそうです。(夫婦二人のお腹調べ)
しかし、せっかく見つけたカナダで買える鯖缶!
もっと美味しく食べてカナダの鯖缶名人になりたいわたしは、次なる刺客を求めて再びFood Basicsへ。
水煮で納得いかないなら、トマト煮にすればいいじゃない。
ということで今度はトマト煮に挑戦することに。
なぜならトマト煮だとあれに最適だからです!
こちらも同じくチリ産。
気になる食材の癖を包み込んで美味しくするもの。
それは!スパイス!
スパイスと言えば‥
カレーでやんす!
日本で鯖カレーを作るときも鯖水煮缶にトマト缶を合わせて作っていたサバカリー。
最初からトマトに漬かっているなんて好都合だわ。
ということで、鯖トマト缶に余っていたトマトジュース、各種スパイスを合わせて目にも鮮やかな赤いサバカリーを作りました。
いざ、実食!
夫も今日こそはカレーから食べるであろう、と踏んでおりましたが。
なぜかこういう日に限って「野菜ファースト」を遵守する夫はサラダから‥
しかし、すぐにサバカリーも頬張り「うんまいっ」とご満悦な様子。
スパイスが功を奏したのか、そもそも元からトマト鯖缶が美味しいのかはわからないものの、とくに癖も感じず鯖の身もゴロゴロ入った美味しいサバカリーが出来ました。
いつも行くSobeysやウォルマートではまだ鯖缶を発見したことがないのですが‥
最近できたこちら。
ハラルマーケット!
カナダは移民の国のためハラル食が必要な方々も多く、このような専門のスーパーが。
わたしはゴマペースト(タヒニ)を探すために行ったところ‥
こちらにも鯖缶が大小各種ズラーっと棚に並んでおりました。
ん?ゲイシャ?
またまた見慣れぬ鯖缶発見!
こちらも購入して現在温め中です。
ちなみに同じような鯖缶はありませんが‥
Sobeysにはサバフィレ缶詰がありました。
こちらはちょっとお高く量も少なめなので、機会があれば購入してみようと思います。
この鯖缶情報、先にインスタで流したところ日本のお友達はさして興味がなさそうでしたが、カナダ在住の方がものすごい興味を持ってくださりました。
二人で盛り上がるコメント欄‥
カナダ在住日本人特有の魂の叫びを感じなんだかとても嬉しかったです。
魚の缶詰料理情報も頂けたので次回のクッキングに活かしてみたいと思います。
鯖にはジャガイモやトマトが合うので、お芋の美味しいカナダでは色々な料理が作れることでしょう。
ちょっと目をつむればしなびた大根だって手に入る‥
そうしたら鯖大根だって夢じゃない。(ブリは諦めよう)
カナダにいても魚料理の可能性は広がりました。
せっかくの大発見、カナダ鯖缶料理を極めて名人級になれるように精進したいと思います。
温めた草履はないけれど、雪のチラつく日には温かい鯖の一皿をさっと出せるように‥
muchaco