mimosasky -カナダ ウォータールーの空の下-

2017年3月よりカナダで暮らしている夫(mochao)、2018年8月にカナダにやってきた妻(muchaco)のブログです。2019年12月までカナダオンタリオ州にあるウォータールーという街で暮らしていました。主に美味しいもの、便利なこと、すてきなことなど生活のこと、カナダの思い出をつらつらと綴っていきます。

モントリオール〜オタワ旅 モントリオール編④ と、初ポットラック

こんにちは、muchacoです。

 

先週末は我が家で初めてのポットラックでした。

日本にいるときはポットラックなどという言葉すら知らなかった庶民中の庶民でしたが、要するに持ち寄りパーティーということらしいです。

夫の同僚が「mochaoの誕生日パーティーしよう!そうだポットラックだ!」と提案をしてくれたのですが、開催場所の我々としては初めてのポットラック主催にアワアワ‥

誕生日を迎えるのも楽じゃない、それがパーリー文化国の宿命なのか‥

夫が掃除、わたしが料理の準備となりましたが、全く二人の息は合わないままバッタバタの開催となりました。

アスパラ農家で一緒に買ったパースニップ(白い人参のような野菜)もアスパラと共にオーブングリルにしてみましたが、夫がアワアワしたまま皿に盛り付けたのでとっ散らかっております。

あとは、日本っぽい前菜がいいかなぁと思い、山盛りポテトサラダ、アボカドとキュウリのマヨワサおかか和えにしてみました。

同僚持参のテンペのマレーシア風がとってもおいしかったです!

もう一人の同僚は我が家のオーブンでカントニーズローストポークを焼いてくれました。

オーブンから聞こえるパチパチとした音で焼き加減が判断できるんなんて、プロっぽくて尊敬します。かっこいい、わたしもそういう主婦になりたい。

そんなポークを真ん中に、主菜はカレービュッフェになりました。

同僚たちは日本のカレーが好きそうだったので、わたしはナスとひき肉の日本カレー。

同僚はマレーシアンカリー。

カリカリポークもマレーシアンカリーも本格的ですごく美味しかったです。

なんとデザートのエッグプリンまで作ってきてくれました。

なんだなんだ、紅一点のわたしの出番はどこじゃ!というくらいの男子勢の活躍っぷり‥ありがたし。

食後はひたすらマリオカートで遊びましたが、わたしは12位(ビリ)になったり、2位になったりと、最後までマリオカートの極意がわからないまま終わりました。

でも楽しい‥

あら?ポットラックってば楽しいのね。

ホストだからって全部やらないと!と気に病むことはないのね、と急にポットラック推進派に転向しました。

 

さて、ながーい前置きは終わりにして、今日はモントリオール編④です。

思い出せ!脳みそ! 

mimosasky.hatenablog.com

 ③はこちら↑

モントリオールといえばやはりここは外せないでしょう!

というわけで、地下鉄に揺られて向かった場所は‥

聖ジョセフ礼拝堂です。

ゆるやかに見えるこの坂がなかなかのヘビーな道のり、そしてそこからの階段‥

ヒーヒー言いながら登りました。

振り向けば遠くまで来たものよ‥

これから建物の中の、あの緑のてっぺんら辺まで歩くのか‥という絶望感を抱きながら建物内に入ったら、なんとエスカレーター完備でした。

ありがとう、近代文明、助かりました。

すいすいエレベーターで建物の上階まで行くと立派な礼拝堂が。

色んな教会をみてきましたが、近代的でモダンな作りに見えます。

礼拝堂から外に出るとモントリオールが一望できる展望台になっていました。

この頃には雨も上がり、この絶景をしばし鑑賞。

下に降りた頃には青空も見えてきました。

実際に見るとその大きさと壮大さに心奪われます。

写真じゃ伝わりませんが、このドアも相当でかいです。

何メートルあるんだろ?

なんだか名残惜しくてしばらく道からも見ていました。

そのおかげでバスを一本逃しましたが、そんなの全く問題ないでしょう、きっと神様が良い方向に導いてくださるに違いない‥

そうして向かった最終目的地はこの赤いドアのある素敵なところ。

世界の女王マリア大聖堂です。

壁画が明るく鮮やかで祭壇がとても豪華でした。

なにより、この木製のマリア像の佇まいが穏やかで清らかでとても心にしみました。

祖母が大好きだったマリア様。

しばし、祖母と話をしているような気持ちになりました。

おばあちゃん、天国で元気に暮らしているかな?

わたしは祖母に似て骨太なのがコンプレックスでしたが‥

「へぇ〜骨太!いいね!」と人生で初めてニコニコと骨太を褒めてくれた人と結婚したことを報告してきました。

元祖骨太の祖母もきっと喜んでくれていることでしょう。

そんなセンチメンタルな気持ちで外に出たら外は快晴!

外観もなんて素敵〜、写真じゃ、写真!

と、写真を撮りまくるわたし。

しかし夫は「え、まだ撮る?そろそろ行かないと‥」とのんびりマンにしては珍しく焦っております。

ん?

そうなの?

え、でもこの後モントリオール名物のベーグルを買いに行くんだよね?

「じ、時間がないかも‥渋滞しているからウーバーも使えないかも‥」

え?まじ。

電車の時間を計算するとベーグルどころではないことがわかり、そこから荷物預かり所まで小走りする夫婦。

荷物を受け取った時点で駅までの徒歩時間はギリギリ‥

すると猛烈に走り出す夫。

わたしももちろん後を追い猛ダッシュです。

高校のマラソン練習もプール脇でサボり、大人になって出場した富里スイカマラソンでもスイカばかり食べていたこのわたしが、ここにきて本気のダッシュです。

駆け込んだVIA鉄道モントリオール中央駅‥

改札では駅員さんが「間に合ってよかったわね!」とにこやかに切符のチェックをしてくれましたが、汗だくのわたしは口角をちょっと上げるのが精一杯でした。

ぜいぜい。

神様がなんとかしてくれるなんて他人任せなことを考えて聖ジョセフでバスを逃した己を恨みましたが、なんとか間に合ったのでやはり神様ありがとう、と言う訳で。

無事にオタワについたよ、の写真。

買って乗り込むはずであったベーグルがなく、空腹への不安がありましたが‥

市場で買っておいた二人分のカヌレが夫婦のお腹を均等に満たしてくれたのでした。

すごい予知能力、夫よ、ありがとう。

でもベーグルも食べたかったね‥‥

んね。

 

そんなこんなの濃〜いモントリオール2日間でした。

 

muchaco

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