カナダでお正月(準備編)
こんにちは、muchacoです。
年越しが無事に終わり、さてお正月です。
日本のお正月は、年末におせちを準備してお正月はのんびりする・・・
素敵です。そういうのって素敵ですよね。
しかし、年末にのんびりしたわたし達にはそんな権利はありません。
1日は昼前にのそのそ起きて、ごそごそとおせち作りを始めました。
年越し前に辛うじて準備した料理は、昆布巻き(J-タウン:トロントにある日本スーパーで購入)を煮たもの、なます、栗きんとん・・の代わりの栗の茶巾絞り。
なますの大根は、地元スーパーSobeysで購入。
めんどくさがってタッパーに入れず、皿にふたをかぶせて冷蔵庫に入れたら、冷蔵庫中がなます臭に侵され、1月11日現在もまだ残り香がふんわりと香っております。
栗きんとんはもともとあきらめておりましたが・・・
われらがアジア人の星、T & Tに正月料理材料を買いにいったらイタリー産の栗が売っているではありませんか!
イタリーの栗なんてきっとおいしいに違いない!ボーノボーノ!
と、サツマイモと共に張り切って購入。
ちなみに、普通のスーパーでは日本のさつまいもは売っていません。
カナダで言う「Sweet potato」は全くの別物です。
中華スーパーやT & Tで売っている「Japanease Sweet Potato」がいわゆるサツマイモになります。
栗きんとん作れるなんて、わたしったら素敵な奥さん♪と思いましたが、見れども見れどもレシピには「栗の甘露煮」の栗とシロップをご準備くださいと書いてある・・・
栗の甘露煮ってなにさ、イタリー産の栗は生栗さ。
という訳で、さっさとあきらめて生栗から作れそうな「茶巾絞り」に変更しました。
そして、栗むきが非常にメンドクサソウだったので、早々に夫も強制参加。
この時点で、素敵な奥さん感は無くなりました。
栗をゆでて、ほじくって、ミキサーが栗に負けて壊れて、ブレンダーで無理やり攪拌。
このとき既に夜も24時を回った頃・・・
栗色のスエットを栗だらけにしてこれからの過程を考えて放心する妻、とそれを撮る夫。
途方にくれても仕方ない。
その後、火にかけて練って皿に広げて冷まして茶巾で絞ったら2時になりました。
素敵な奥さんですね!なんて思われなくてもいい。
来年以降は栗きんとんは購入することに決定です。
ボーノ。
続く。
muchaco